The second annual Kyoto Writers Residency takes place from September 30 to October 22, 2023. Five writers and translators from around the world will join us in Kyoto. The opening forum will take place on October 1, from 15:00 (Japan Time), at Kunjyukan in Kyoto.
Sign up for the opening forum (in person or online) here: https://x.gd/Fr5
Other events will take place and the information will be updated on this page. Please follow Kyoto Writers Residency’s events!
第2回京都文学レジデンシー開催(9月30日-10月22日)
京都文学レジデンシー実行委員会は、世界の作家・詩人・日本文学翻訳者が京都の街なかに一定期間滞在して構想・執筆する環境を整え、読者を含めた文学の担い手たちとの交流の場を設けることを目的に、2021年に発足しました。日本と海外の作家と翻訳家が京都に滞在し、自由に執筆する、日本初の文学レジデンシーの試みとなります。立命館大学、龍谷大学、京都芸術大学、京都大学の文学者を中心に、京都市、アートプロデュースMUZ、書店CAVA BOOKS関係者らが実行委員を務め、運営に当たります。
2023年度は、9月30日(土)から10月22日(日)にかけて、第2回のレジデンシーを開催します。国内外から招聘した5名の詩人・小説家・翻訳家が京都に滞在し、創作活動を行うほか、オープニング・フォーラムをはじめとしたイベントを実施します。
<第2回京都文学レジデンシー オープニング・フォーラム>
開催日:2023 年 10 月 1日(日)
時間:午後3時から午後5時まで
場所:香老舗 松栄堂・薫習館(京都市中京区烏丸通二条上ル東側)
定員:会場参加60名 &オンライン視聴
参加費:無料
申込方法:下記URLから9月30日までにお申込みください(会場参加、オンライン視聴ともに要事前申込)
本件についてのお問い合わせ、フォーラムの取材申し込みは京都文学レジデンシー実行委員会にお願いいたします。
〒612-8577
京都市伏見区深草塚本町67 龍谷大学国際学部 澤西祐典研究室内
メール:kyotowritersresidency<at>gmail.com
<参加作家>
佐藤 文香(さとう あやか)(日本/日本語)
俳句作家。兵庫県生まれ。2006年に芝不器男俳句新人賞 対馬康子奨励賞を受賞。2008年刊行の第一句集『海藻標本』では宗左近俳句大賞を受賞。編著書『天の川銀河発電所』、小説集『そんなことよりキスだった』、句集『菊は雪』など多数。
モード・ジョワレ Maud Joiret(ベルギー/フランス語)
詩人・作家・パフォーマー。ブリュッセル出身。2019年のデビュー詩集Cobaltはワロン・ブリュッセル連盟の新人賞を受賞、後に映像化。2作目のJERKでは文字と音楽、踊りを掛け合わせたパフォーマンスを披露。ベルギーをはじめフランス、メキシコで雑誌やアンソロジーの出版も行なう。
ジョセフィン・ロウ Josephine Rowe(オーストラリア/英語)
作家。メルボルン在住。2017年と2020年の2度『シドニー・モーニングヘラルド』最優秀新人作家に選出。2017年のデビュー小説A Loving, Faithful Animalはマイルズ・フランクリン文学賞の最終候補作そして『ニューヨーク・タイムズ』お勧めの一冊に選ばれる。他の著作も含めドイツ語、イタリア語、フランス語に翻訳されている。
ルス・ヴィトロ Luz Vítolo(アルゼンチン/スペイン語)
作家・脚本家・教師。ブエノスアイレス出身。2020年のデビュー短編集La lógica del dañoの原稿がボスヘル記念短編小説集賞最終候補作に選出され、エル・リブロ財団賞未刊短編集部門を受賞。2022年には2作目となるFruta de veranoを出版。他の作家たちの創作指導も行なう。
カン・バンファ Kang Bang-hwa(韓国・日本/韓国語・日本語)
日韓文芸翻訳家。岡山県生まれ、在日韓国人3世。ソウル在住。大学卒業後に渡韓。日訳にペク・スリン『惨憺たる光』、ピョン・へヨン『ホール』、チョ・ウリ『私の彼女と女友達』など多数。韓訳に古田足日『ロボット・カミイ』をはじめとする児童書のほか、柳美里『JR上野駅公園口』、三島由紀夫『文章読本』『小説読本』(共訳)がある。